妊娠するための基礎体温

基礎体温で分かること

基礎体温は、不妊の治療には欠かせない、基本になるデータ。
基礎体温表をつける一番の目的は、「排卵日」をつかむことです。
排卵は、多少の個人差はありますが、ほぼ、基礎体温が
低温相から高温相に上がる境目あたりで起こります。
また基礎体温は、女性ホルモンが正常に働いているかどうかの目安にもなります。

 

 

基礎体温の測り方

体温計は婦人体温計を使いましょう。
婦人体温計には水銀式とデジタル式があり、水銀式はより正確ですが、測定に時間がかかり、
デジタル式は測る時間が短いのが特徴。

 

 

1.まず、朝、目覚めてすぐ、体を動かす前に測ります。
朝の忙しい時間にはデジタル式が便利でしょう。
毎日一定の時間に測りましょう。(5~8時の間が適切)

 

2.計測した体温を基礎体温表(楽天)につけます。
手書きの表もありますし、携帯で基礎体温を管理するサービスや
体温計で管理できる自動メモリー 体温計(楽天)などもあります。
体温は、風邪をひいたり、寝不足だったり、お酒を飲んだりすると変わってくるので、
備考欄に記載しておきましょう。

 

不妊専門医に行く場合にも重要になります。

 

 

正常な基礎体温

□低温相
月経が始まってから、排卵が起こるまでの時期で、全体的にみて、体温の低い時期を言います。
この間に卵胞ホルモンが分泌されます。
月経周期が28日型の人の場合は、約14日間が低温相になります。
月経周期が28日以上の人の場合は、この低温相が長くなります。

 

□排卵
低温相から高温相に移るとき、いったん体温が下がって、その直後、急上昇します。
この体温が急上昇するあたりで、通常、排卵が起こります。

 

□高温相
排卵が起こってから、次の月経が始まるまでの時期。
全体的に体温が高くなります。この時期に黄体ホルモンが分泌されます。
高温相は12~14日間あります。

 

 

異常な基礎体温

□低温相と高温相がない
曲線が平坦につづく場合は、無排卵月経の疑いがあります。

 

□高温相の期間が短い
高温相が10未満のときは、卵が未成熟であったり、黄体ホルモンの機能不全が考えられます。

 

□体温がバラバラ
生活が不規則だったり、睡眠時間や起床時間がまちまちだと、体温がバラバラになりがち。

 

□高温相の期間が長い
高温相が3週間以上続いた場合は妊娠の可能性もあります。
または、内科的な病気があることもあります。