男性不妊の検査

 

男性不妊の検査

不妊に悩む夫婦の4~5割は男性に原因があります。
検査の数は女性ほど多くはありませんが、簡単なことではありません。

 

 


問診は、性欲、勃起、射精の状態など、夫婦生活のことを聞かれます。
妊娠にかかわることなので、正直にきちんと答えましょう。

 

 

触診

精巣の大きさ、かたさから発育状態を調べます。
また精巣上体、精管、前立腺などもよく診察します。
も気になることがあれば、この場で医師に質問しましょう。

 

 

精液検査

マスターベーションで精液を採取し、精子数、運動率、運動能力、奇形率、凝集率などを調べます。

 

 

ホルモン検査

男性ホルモン、卵胞刺激ホルモン、黄体化ホルモン、プロラクチンなどの量を血液検査で測定します。

 

 

染色体検査

血液中のリンパ球を培養して検査。男性不妊の2~3%に染色体の異常があります。

 

 

精巣生検

精液検査で異常が出た人は、精巣の検査をします。

 

 

精管精嚢造影検査

精液の中に精子がないときは、精子の通過障害の可能性があるので、
精管精嚢造影検査を行います。

 

 

精液検査で分かること

精液の状態は、ストレスや体の具合によって変わります。
健康な人でもバラツキがあり、体調が良いと精子の数も多く、元気に動きますが、
寝不足やストレスがたまると、急激に弱まります。

 

精液の採取

採取は、病院で行ったほうが、鮮度のよい精子で検査を受けられます。
4~5日禁欲したあとに、マスターベーションで専用容器に精液をとります。

 

精子の数

通常6000万~1億匹はいます。
精子数が1ml当たり4000万以上であれば自然妊娠が可能で、
2000万以下なら難しいとされています。

 

運動率

精子の前進運動、直進運動の割合が分かります。

 

運動能力指数

精子の数だけではなく、どれだけ元気な精子がいるかの割合が分かります。

 

奇形率、死滅率

奇形精子や死滅精子の割合が分かります。

 

精子凝集

精子が押し合うように集まっていると、運動能力や受精能力に悪い影響を与えます。