不妊治療の検査
不妊治療をやる前は不安も大きいですよね。
適切な不妊治療をするために様々な検査を行います。
治療を受ける前に把握しておきましょう。
問診表に記入
まず不妊症アンケートに必要事項を書き込みます。
身長、体重、病歴、月経の状態などの基本的な情報を記入します。
さらに、中絶の回数や性交時の問題、精神疾患など書きにくい事柄も記入します。
隠す人が多いのですが、これらは不妊とかかわりが深く、状況によって治療方針も変わりますので、
必ず記入しましょう。
問診
問診表と基礎体温表を見ながら、医師から直接質問を受けます。
立ち入った質問もありますが、正直に話しましょう。
患者も気になることがあれば、この場で医師に質問しましょう。
一般検査
身長、体重、血圧、尿たんぱく、尿糖、子宮がん検診、おりもの細菌検査、貧血、風疹、
HBs抗原、HCV抗体、HIV、血糖、トキソブラズマ、梅毒、CA125、クラミジア抗原、甲状腺
内診
外陰のチェック、膣鏡を使った膣内部の検診、医師の触診による膣内部の診察、
経膣超音波で子宮の状態を検査、卵胞の発育状態をチェックしたりします。
男性の検査
精子の検査を行います。
2回目以降の検査
具体的な治療の方針を立てるためには、2回目以降にも色々な検査を受けなければなりません。
月経の周期に合わせて検査を行うので2ヶ月以上かかります。
卵胞期には超音波検査、ホルモン検査、子宮卵管造影検査、子宮鏡検査など、
排卵期には超音波検査、頸管粘液検査、尿検査、ヒューナーテストなど、
黄体期には超音波検査、ホルモン検査など、
月経期にはLH-RH・TRH試験、月経血培養検査、精液検査などを行います。
月経周期に基づいた決められた検査日でなければ、検査できないこともありますので、
その日を逃すと1ヶ月待たなければならないこともあります。
スケジュールをしっかり立てましょう。